チェリー コード。 チェリー

まったりと進んできた物語が急展開する感じですね。

A2(産まれたての太陽と〜4小節)• 問題ないですよね。

特にココはたったの1拍分なので、一瞬の出来事です。

ノンダイアトニックやらテンションやらを盛りだくさん入れ込み、こねくり回したコード進行の曲をつくるアーティストもいますが(筆頭で思いつくのはaiko)、個人的にはスピッツのようなシンプルなコード進行の曲のほうが好きです。

サビの循環コードの中でベースラインの動きに変化をつけることで、単純なコードの繰り返しから脱却しています。

明るく軽快でシンプルな循環コードで曲が始まるので、なんとなく明るい曲のような印象を抱かせられるのでしょう。

Aメロ最後の小節と、サビの最初の小節のコードに注目してください。

チェリーはサビがマイナーのコード進行になっているにもかかわらず、全体の印象としては「明るい曲」ですよね? それは、イントロがこのようにメジャーのコード進行になっているからではないかと思います。

間奏 大サビ アウトロ. これが狙いなんですね。

そしてA2に進行します。

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ドミナントすらトライアド。

ふつうだったら、ちょっとぐらいカッコつけてオシャレなコードとか使いたくなるもんだと思うんですが、本当に飾らないんですね。

チェリーに限らずスピッツの楽曲は本当にコード進行がシンプルですが、にも関わらず味わい深い名曲を生み出し続けられるというのは驚嘆に値します。

A3に入ると、コード進行のスピードが変わります。

ノンダイアトニックやテンションはおろか、7thすら一瞬しか登場しません。

実際、チェリーのサビのベースはずっと1つのルート音を鳴らしているわけではなく、かなり激しく動いています。

次はA3に進行します。

A1(君を忘れない〜4小節)• それまでAメロでは1小節単位でコードが進行していましたが、ここで2拍ずつ進行するようになります。

なげかけた感嘆と砂ぼこりの中のステップ ながめて過ごすダイヤル 弧を描くナンバー はき出す出口 戸惑う 1日中泣いても意味ない Walkin' 熟れてく果実 おとしてよチェリー 見上げた空 飛ぶ鳥運ぶ くちばしにチェリー 競うスピードより重要なのは 着 地 チェリー いつまでもUP BEAT 届けてよ胸にもっと 赤が美しいことを 一寸先闇 赤をもっとおくれ くちばしにチェリー 不純けちらして行こ 後光射す 明日へ 着 地 飛ぶ鳥よチェリー 熟れていく果実の誘惑 ほおばって 鮮やかな ハイドロップ ロック しびれるよチェリー 乾いた朝 パパイヤの誘惑 くちばしにチェリー さえずったらまっさかさま チェリー いつまでもSHUFFLE BEAT 狂わせてHIGHをもっと 赤が美しいことを 一寸先闇 赤をもっとおくれ くちばしにチェチェリー 不純けちらして行こ 後光射す明日へGO 後光射す明日へGO チェリーいつまでもUP BEAT 届けてよ胸にもっと もっと 赤をもっと くちばしにチェリー 不純けちらして行こ 後光射す明日 へ 着 地 着 地 底ぬける晴 はれ をもつビート. 「ベース音をなめらかに繋ぐ」というよりは、ただ単に 「曲に変化を与える」という意図かもしれません。

ベースをなめらかに繋ぐための分数コード 「ゲ、分数コード・・・ややこしそう」と思うかもしれませんが、なぜ分数コードになっているのかという「意図」を読み解けば、なにも問題ありません。

別に分数コードじゃなくてもつながります Aメロ• A3(想像した以上に〜4小節) A1のあとにA2に進行し、もう一度A1を演奏
感動すら覚えます しかしA3のコード自体は相変わらずシンプルです
これを1セットとして4回繰り返します そしてこの明るい雰囲気はAメロにも引き継がれます
分数コードのおかげでなにがなめらかになるのかと言うと、 「ベース音の流れ」です 分数コードです
A1(二度と戻れない〜4小節)• 生粋のメロディーメーカーだと思います A1から見ていきましょう
特になんの変哲もない、シンプルな進行です 分数コードかそうじゃないかはベース音のどの音を拾うかにもよりますし、その解釈の仕方はそれぞれだと思います
「曲に変化を与える」という目的でベースラインをいじくった結果、「コードの表記としては1セット目と3セット目は分数コードとするが適切」というだけの話かもしれません 上モノのコード進行が同じだったとしても、ベースラインを変えれば雰囲気も変わります
それを目的としてベースラインを変化させているのかどうかはともかくとして、聴いた印象としてはそう感じられます 難しくないですよね
ベースラインを滑らかにつなぐために分数コードがたまに現れるだけで、ほぼすべてがダイアトニックコードだけで構成されています 1セット目と3セット目は、2つ目のコードが分数コードになっています
そして最後の小節の4拍目でドミナントに進行するわけですが、コレはただのドミナントではありません