誤解を恐れずにいうならば、派手で押し出しの強いデザインが主流になっていたといっていいだろう | これは選択したギアに合わせて、トルクの伝達量を調整する制御ソフトウェアだ |
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[画像のクリックで拡大表示] 流れをかんがみると、これらの布陣は納得いく | 街中をクルーズするような場面では、優雅なスタイリングそのままに洗練されたラグジュアークーペらしい走りに徹する |
メカニズムや装備でも、同様にノーマルのローマに追加されたメニューは多い | 0が統合するシステムには、「E-Diff」、「F1-Trac」、「フェラーリ・ダイナミック・エンハンサー(FDE)」などがある |
そうじゃないユーザーにも親しんでもらえ、しかもフェラーリらしい堂々とした、聞こえのいい名前をつける戦略で、ユーザー層の拡大を計った | 足まわりには21インチから22インチのカスタムホイールを装着、それぞれ好みの表面仕上げで塗装することができます |
フルデジタルコックピット インテリアにも、新たなアプローチを採用している | このコックピットには、フェラーリが持つ空間に関するコンセプトやノウハウを反映させ、さまざまなエレメントを効果的に配している |
ミドシップの汗臭さとも12気筒のボスキャラ感とも異なる、主張過多に偏らない自然体で羽織れるフェラーリ | 「ベネト通りをフィアットでなくフェラーリで気楽に走りたいというオーナーの声に応えて、毎日乗れるモデルとして開発した」 |
トランスミッションは最新式の8速DCTとなる。
さらに、乗り味の上質感につながっているのがきめ細かく整えられた音・振動環境だ。
今度の車名は「ローマ」だ。
Competizioni GT• ところが「ローマ」は路線が異なる。
アンダーフロアはフラット化され、前方から入った風はボルテックスジェネレーターに束ねられて流速を高め、リアに据えられた控えめなディフューザーへと抜ける仕組みだ。
ローマは、洗練されたプロポーションと、優れたパフォーマンスやハンドリングを追求した。
昨今のスーパーカーのトレンドは、まさに、その路線なのだ。
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